多種多様なペットフード

ドッグフードは終戦後に登場した

今では多種多様なしかも人間でも食べられるような贅沢なペットフードが作られていますが、世界で最初のペットフードは1860年にアメリカで牛の血や小麦や野菜などで作られたビスケットのドッグフードでした。
日本にドッグフードがやって来たのは終戦後のことで、1958年には日本でもペットフードの缶詰を作り始めていますが輸出用になっていました。
その後日本で本格的に販売され始めたのは1970年以降で、1974年にはペットフードの表示に関する公正競争規制の法律ができていますから、この事からも販売の様子が伺われます。

種類

選択できる種類には動物の種類ごとに分ける方法と、フードの状態で分ける方法があります。
動物の種類としては犬を始めとして、猫やリスやハムスターの哺乳類および鳥類や亀やカメレオンさらに蛇や昆虫などがあります。
フードの状態別では製品の水分10%以下のドライフードや水分25%から35%程度のセミモイストフードやソフトドライフード、それに水分70%以上のウェットフードがあります。
中でも主流は何と言っても犬と猫で、フードの状態はすべてのものが揃い、さらに年齢別や病状別でも用意され、フードの状態によって缶詰やレトルトやアルミパックなどに装填され長期保存可能となっています。
リスやハムスターや鳥類はドライタイプばかりで長期保存が可能です。

獣医師との連携

外資系の会社は獣医師との連携が深く、動物病院や動物研究所でデータを取りながらペットの病状別フードを作っている点で優れています。
元来人間用の食品を作った余りものをペットに与える考えから起こったものですが、獣医師が参加する事により発想方法が異なるので、この辺りからペット本位のものも表れ始めたと思われます。
言葉が話せないペットの意思をくみ取ることを業務としている獣医師は、ペットが発する様々な情報から状況が分かりますから食べ物に対するペットの反応も分かり、体調に適したものを作ることが出来るのです。

犬猫用の品揃え

以前は飼われている犬や猫は、家族の食べ物の余りものを食べることが多かったと思われますが、犬や猫の研究が進むにつれて、人間とは食べるべき栄養素の割合が違う事が分かり、最近のペットフードの栄養素の混合比はペットに適合したものに調整されています。
ペットはそれぞれ個性がありますから食べ物の嗜好も違うので、素材の混合内容が異なるものが沢山用意され、その種類の多さには驚きます。
普通食でもウェットやセミドライにドライの他、ガムタイプのオヤツなどありますから、これらのタイプを替えるだけでも食感や味に変化を持たせることができ、肥満防止用低カロリーフードや妊娠授乳中の高栄養フードおよび乳糖抜きの牛乳など至れり尽くせりの品揃えです。

同じメーカでも数十種類の製品を用意しているので、メーカを替えれば千種類を超えるメニューの中から選ぶ事ができ、ペットも飼い主次第では多くのグルメが楽しめるのではないでしょうか。