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日本ペットフード


日本ペットフード

画像引用元:日本ペットフード | 公式サイト

国産ペットフードメーカーとして先駆け的存在に

現在、日本では様々なメーカーで開発されているペットフードを購入することができます。
海外製品だけでなく国産製品も多数存在していることから、飼い主にとっては選択肢がたくさんあることはとても素晴らしいことです。
かつての日本人は戦争により住む場所も失い、人間が生きていくだけでも精一杯でした。
しかし持ち前の精神力の強さをバネにして見事に復興を遂げ、豊かな生活を手に入れることができるようになりました。
生活に潤いが出てくるようになると癒やしを求めてペットを飼育する家庭が増え、ペットフードの需要も高まっていきました。
当初ペットフードは海外製品ばかりで国産製品はほとんど存在していませんでした。
そこで、将来はもっと伸びる産業だと見込んだ家畜用の資料メーカーとして有名だった協同飼料が犬用のペットフードを開発し、その後日本ペットフードが業務を引き継ぐ形で現在に至っています。
犬用以外にも猫用、観賞魚用などのペットフードも取り扱っており、国内製造一位をキープしている実績がある会社です。

参考:http://www.npf.co.jp/

日本初のペットフード

国産ペットフードとして初めて市販されたのが日本ペットフードの主力商品でもあるビタワンです。
現在でもパッケージに描かれている舌をペロンと出している白い犬のイラストは、発売当時から使用されているものと同じデザインです。
当時の日本は戦後の復興途中でした。
戦前のように犬をペットとして飼育する家庭が増えていきましたが、現在のように専用のドックフードを与えていた家庭は稀だったそうです。
一般的には人間が食べ残したいわゆる残飯を犬に与えるケースがほとんどで、一部の裕福な家庭でしか犬用のドックフードを与えるという考えがなかったそうです。
しかもドックフードは海外製品しかなかったため、ドックフードが高価だったこともあまり普及しなかった原因になっていました。
豊かな生活になるほどペットを飼育する家庭が増えるので、海外のようにドックフードを与えるのが一般的になるはずだと予測したのが、日本初となるドックフードを開発した協同飼料の社長だった大津氏です。

大津氏をはじめとした開発チームは試行錯誤をしながらようやく発売に至ったのがビタワンでした。
当時のビタワンは現在のように固形タイプではなく、粉末状だったそうです。
人間が主食としているお米の価格よりも高かったものの、海外製のドックフードと比べると安価だったそうです。
ちなみに商品名のビタワンとは、ビタミンとワンという犬の鳴き声にちなんだものだと言われています。

苦労の末発売に至っても、ビタワンの売れ行きはイマイチだったそうです。
当時は犬の餌は残飯で十分という認識が強かったためで、あまり栄養バランスを考えていた飼い主はいませんでした。
積極的に宣伝活動をした結果、犬には専用のドックフードを食事として与えるという考えが定着したのは、他ならない日本ペットフードのおかげだと言っても良いでしょう。